01.区政と都政のスキマを埋める
特別区23 区の行政制度は、地方公共団体でも特殊な制度となっています。つまり、東京都全体が一つの広域的な自治体として発展するような組織になっています。現実的には財政力の豊富な区とギリギリな区では、区民サービスやインフラ整備などに格差が生じてきます。都心区と比較しながら足立区を住み良くするために全力で都政にアプローチします。
特別区23 区の行政制度は、地方公共団体でも特殊な制度となっています。つまり、東京都全体が一つの広域的な自治体として発展するような組織になっています。現実的には財政力の豊富な区とギリギリな区では、区民サービスやインフラ整備などに格差が生じてきます。都心区と比較しながら足立区を住み良くするために全力で都政にアプローチします。
政治の基本的な目的は、住民の生命・自由・身体・財産を守ることです。地震をはじめあらゆる災害に備えて自助・共助・公助のあり方を整理し、避難経路・備蓄・自主防災組織などの点検と対応を具体化します。緊急時の防災(減災)体制において東京都と足立区の役割を明確にし、区長の権限を強化する中で安全を確保します。
全国的に人口減少が続く状況を見て、妊娠・出産・子育ての環境を整えていくことから始めなければなりません。核家族化が進めば進むほど行政のワンストップサービス(地域版ネウボラ制度)を機能させ、安心して子どもが育てられるシステムを充実させます。個性化が顕著な社会において個性に合わせた教育と専門性を活かす教育を実現します。
人生100 年時代と言われるなかで、高齢者対策を進めていかなければなりません。健康維持をはじめ社会参加と生きがいを創出し、置き去りにしない仕組み作りを進めます。運転免許証返納後のライドシェアリングやラジオ体操の導入(身体と会話)などで地域と共に暮らせる社会を追究します。ネット社会の行政手続き等でも置き去りにしない施策を提言します。
都市の魅力の一つに交通至便があります。人が行き交うための道路整備や公共交通機関の充実が問われます。足立区には東武スカイツリーライン・常磐線・千代田線・京成線・つくばEX・日暮里舎人ライナーなどがありますが、つくばEX・日暮里舎人ライナーの混雑緩和は早急に実現しなければなりません。「環七へ地下鉄を!」の構想も東西を結ぶルートとして俎上に乗せていきます。
江戸四宿の一つである千住宿は、寛永2年(1625年)に誕生し、2025年(令和7年)は「開宿400年」という大きな節目を迎えることになります。江戸四宿のなかで最大の宿場が築かれてきました。西新井大師の創建は826年(天長3年)と伝えられ、千住神社は926年(延長4年)に建立されたと伝えられています。
1000年を超える歴史の中でも人と人がふれあう宿場コミュニティーの成立は、400年の歴史を刻んできたと言えます。いま、まさにこのまちを「ふるさと」と呼べる人たちが70万人を超え、巨大な都市として世界的な規模に発展しています。
現代を生きる私たちは、誇れる地域社会としてこのまちを責任を持って次代へ繋げていかなければならないと思います。
榎本ふみこ後援会 会長 伊奈政昭